概要・プログラム

 
 

10/29 (土) 第7回 宇宙教育指導者セミナー

 
 
 
 JAXA宇宙教育センターとYAC(公益財団法人日本宇宙少年団)は、18歳以上の方で、これから宇宙教育活動を行いたい方、宇宙教育における基礎知識を学びたい方を対象に宇宙教育指導者セミナーを全国で開催しています。
 
 今回の会場は第一工科大学鹿児島霧島キャンパスです。
 桜島と霧島連峰の間に位置し、目の前の光景と衛星データを対比させながら、火山について探るには最高の場所です。
 
 昨年度から、宇宙教育指導者セミナーでは、「とことん水ロケット」「とことんひまわりデータ」「とことんモデルロケット」等と集中型のセミナーも設定しています。
 今回は、「とことん衛星データ」とします。
 リモートセンシングの概念、社会教育で衛星データ活用を題材とする活動に必須の導入教材、長年時間をかけて実証的に開発してきた衛星データ分析ソフト「EISEI」等の実習も講座のプログラムに位置付けます。さらに、ESAEOブラウザと「EISEI」の複合的な活用についても講座プログラムで実習します。
 本年723日、ランドサットは50周年をむかえました。桜島を過去の観測データから探り、その後、世界の火山を巡ります。
 
 現在なお新型コロナウイルス感染症対応が必要な状況を深く考慮し、従来のインターラクティブな持ち味を生かしながら、過去2年間継続している新たなタイプのセミナーをオンラインで展開していますが、今回は対面受講とオンラインの複合形態で実施します。
 
 
 
<主催>
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センター
公益財団法人日本宇宙少年団(YAC)
 
<共催>
(学法)都築教育学園 第一工科大学

 
<開催日時>
2022年10月29日(土)
対面受講:9:00〜15:45
※ 対面受講受付:8:40~8:55
 
オンライン配信:8:55〜16:00
※ オンライン受信連絡受付 8:40〜8:55
 
<対面受講 開催場所>
(学法)都築教育学園 第一工科大学 鹿児島霧島キャンパス「2号館4F 241教室」
鹿児島県霧島市国分中央一丁目10-2
https://kagoshima.daiichi-koudai.ac.jp/college-guide/access/
※実施を予定しております会場は、
2号館4階にありエレベータやエスカレータがございません。
階段での昇降移動にお手伝いが必要な方は、
事前に事務局宛てご連絡をお願いいたします。
 
<配信方法>
YouTubeのライブ配信機能を利用しての限定公開配信(申込者のみにURLをお伝えするライブ放送で、アーカイブ放送は予定しておりません。) 
 
<参加対象>
高校生を除く18歳以上の方で、宇宙教育に関心がある、またはすでに宇宙教育教材等を活用して青少年育成活動を実践している方。
 
<募集定員>
オンライン受講 80名
対面受講 40名
*新型コロナ感染症の感染状況により、セミナー開催方法を変更する場合があります。 
*定員になり次第締め切ります。
   
<予定プログラム>
 

時 間 プログラム  /  内容詳細

9:00〜

開会・ご挨拶

9:15〜

講座―1
宇宙教育の目指すところ 宇宙教育の理念、社会教育としての宇宙教育
テキスト第1章と第2章

宇宙教育のミッションとビジョンを、セミナーテキストを通して紹介します。
「宇宙教育の理念」「社会教育としての宇宙教育」を、宇宙航空工学の専門家、そして社会教育としての宇宙少年団団長としての複眼的な視座から具体例を交えて説明します。

9:45〜

 

講座―2
宇宙教育の展開「SDGs・ESD」を意識した宇宙教育展開
テキスト残章

「望ましいリーダー像」「子ども理解」「活動計画」「危機管理と安全教育」を、宇宙航空工学関係の専門家としての活動経験、青年時代に宇宙教育活動実践のリーダーとしての活動経験を交えながら説明します。幼児教育に関わる部分にも言及します。

10:25〜

 

講座ー3
人工衛星からのリモートセンシング
リモートセンシングの原理 具体的展開

火山活動が活発になったとき等、頼りになるのが衛星からのリモートセンシングです。わけても合成開口レーダー衛星「だいち2号」の観測は全天候形です。定期的に行われている観測データが、災害時に大いに活用されます。合成開口レーダーの観測の具体をリモートセンシングの専門家が紹介します。講話を通して日常観測の重要性を改めて感じたいとおもいます。

11:30〜

 

 

 

 

講座ー4
社会教育における衛星データ活用プログラムの展開
導入教材と衛星データ分析ソフト「EISEI」の活用
演示 実習含む

宇宙教育を社会教育で具体的に展開するときJAXA/YAC活動教材集は特別の存在です。衛星データ活用プログラムを例に導入教材の概念を含め紹介します。
YACの衛星データ活用プログラムの根幹である衛星データ分析ソフト「EISEI」を、電気電子工学の専門家が実習を交えて紹介します。

12:45〜

休憩 昼食

13:30〜

講座ー5
「EISEI」データ分析ソフト衛星実習の復習
短時間の復習実習で「EISEI」操作になれる 

衛星データ活用のキーワードは「能動的な学び」です。「EISEI」は小学生中学年の児童が使用できることを前提に、時間をかけて実証的に開発・展開されています。長年各地での衛星データ活用プログラムの実践を見守って来た講師と、桜島や霧島を「EISEI」を使って探りましょう。
14:05〜

講座―6
宇宙教育を豊かにするEOブラウザ活用
EOブラウザ活用で衛星データを一層身近に

USGSやESA等の衛星データをダウンロードして「EISEI」を使って分析する他に、ESAのEOブラウザを使って衛星データを活用する方法を、宇宙教育指導者セミナーでも紹介し始めています。多様な多量の衛星観測データをEOブラウザで探り、焦点化したデータをダウンロードして、「EISEI」で更に分析し、新た課題をEOブラウザで探りましょう。
衛星データの新たな活用が始まります。
15:30〜 話題提供
衛星データ活用の今昔
セミナーを通しての所感を語って頂く
長年衛星データ活用研究に関わってきたリモートセンシング研究者に、今後の衛星データ活用の展望を語って頂きます。
15:40〜 閉講・連絡    

<その他>
 
1 申込受付をされた方には、事前にセミナーテキストや資料をお届けします。
  (一部過去のセミナーと資料が重複しています。)
 
2 講座456では、パソコンを使った実習を予定しています。
  ・ノートパソコン(Windows7、8、10、11)のいずれかと
   マウスをご用意ください。
  ・ノートパソコンをお持ちでない方は、お持ちの方とご一緒に
   参加いただける場合はご参加可能です。
 
  EISEI実習について
  ・使用する衛星データ分析ソフト「EISEI」は、Windows対応です。
  ※ドットネットフレームワーク(Microsoft .NET Framework)が必要です。
  ・分析ソフト、関係マニュアル、実習データ等電子データは、参加申し込み後、
   データを用意しているウエブサイトのURLをお伝えしますので、
   事前にダウンロードし、分析ソフトはパソコンにインストール、関係マニュアル、
   実習データは圧縮されていますので展開(解凍)させておいてください。  
  
  EOブラウザ実習について
   当日EOブラウザサイトを使用します。
   使用されるパソコンに使用するサイトのURLを登録ください
   公的なESA(欧州宇宙機関)の無料サイトです。
   https://apps.sentinel-hub.com/eo-browser/
  *無登録の場合はEOブラウザの機能の幾つかの制限が
   あります。セミナー終了後登録の判断をされるという判断もあります。
   インターネットに接続した実習を予定しています。
 
  タブレット等を使用しての受講の場合、オンライン講座が視聴できるように
  スマートフォン使用などと併用できるように工夫ください。
 
  実習に関する諸連絡は、受講申込をされた方に、事前にリマインドメール
  でお伝えします。
  
3 受講後のアンケートは、必ず提出してください。 
  
 お申込み締め切り:2022/10/24(月) 10:00 ※定員になり次第締め切ります。 

 

2022/10/29 (土) 
7回宇宙教育指導者セミナー
参加申し込みフォーム

 
このフォームはSSL暗号化通信に対応した外部フォームサービスを利用しています
 
対面受講 申込フォームはこちらから
 
オンライン用申込フォームはこちらから
 
 
 
 
 

セミナーに関するお問い合わせ

 

宇宙教育リーダー支援事務局

株式会社ワンステップワークショップ(内)
Tel  03-5408-0096   Fax  03-5408-0097
担当:青木、江口、松崎
( 平日 11:00〜17:00 )
Mail : leader-edu@onestepworkshop.co.jp
 
 Top Pageに戻る